組織化の基礎

コースの用語解説
アクションのサイクル:

ひとつの行為が進む順序。そこでは、その行為が開始され、必要なだけ続けられ、それから予定通りに完了される。

ケーブ・イン:

個人が起因に立って機能することができなくなるほど、精神的または肉体的な崩壊を経験すること。 「ケーブ・イン」とはアメリカ合衆国西部の言葉であり、鉱山の坑道やトンネルの支えが崩れ落ち、何トンものがれきと一緒に閉じ込められた時のような肉体的・精神的な状態を表す。

コミュニケーション・ライン:

ある人からもうひとりの人へコミュニケーションが運ばれるラインや道筋のこと。

コミュニケーション:

ふたりの人が空間を越えて考えをやり取りすること。

ターミナル:

コミュニケーションを受け取る、伝達する、あるいは送ることができるものをさす。 この用語はもともと電子工学で用いられるもので、二つの固定された点の間をエネルギーが流れる際に、そのそれぞれの点のことをさして言う。 例えば車のバッテリーでは、ふたつの端子(ターミナル)があり、ひとつの端子から別の端子にエネルギーが流れるようになっている。 サイエントロジーでは、コミュニケーションを取っている二人の人のことをターミナルと呼ぶ。コミュニケーションが両者の間を流れているからである。

ハット:

(俗語)組織における職務の肩書および職務内容。 鉄道員といったような多くの専門職において、かぶっている帽子の種類がその職務を象徴することから来ている。 例えば、列車乗務員には車掌がいて、車掌の帽子(ハット)をかぶっている。その人は乗客を担当し、運賃を集める。 「ハッティングをする」というのは、その人のポストの機能と専門に関して彼をトレーニングすることである。そしてその人がこれらのことを行う完全なトレーニングを終えた場合に、「ハッティングされた」と言われる。

バルブ:

管やチューブに装着された、液体や気体の流れを調節する装置。 例えば、エンジンに燃料を運ぶチューブには、エンジンに送られる燃料の量を調節するバルブがある。

ポスチュレートされた:

ここで「ポスチュレート」というのは、推論の基礎として、何かを真実である、事実である、あるいは必要であると仮定することをいう。

餌食となる:

何かから危害や悪影響を受けること。 「餌食」というのは、身を守ることができず、攻撃を受けている状態、何かの犠牲者となっている状態をさしている。

駅長:

鉄道の駅で勤務し、乗客と貨物に対して責任がある人。

荷受人:

配達されたものの宛先、受け取り手。

株:

株式、株券の略称。株式とは、企業または会社に出資した人々が有する、その企業や会社の所有権の一部または全体をいう。 株券は、それを買った人に会社の所有権を共有する権利を与え、通常それによって配当金(株主に払われるお金)、議決権などが与えられる。

共産主義:

すべての財産と富は、階級のない社会のメンバー(労働者)全員によって所有されるという政治理論または制度。 この制度下では個人の独立や自由に対して広範囲な制限が強要され、個人の権利よりも集団の全体的な必要性が優先される。

行動性:

実際に行動や活動をすること。

資材:

個人の私物とは別に、商売や事業、製作現場などで使われる、あるいは必要とされるあらゆる物品。

社会主義:

物資の生産と流通が個人ではなく政府によって管理されている経済制度。

生活保護:

貧困などで生活に困っている人に対して、政府機関が品物やお金を提供すること。

組合:

労働組合のこと。労働組合とは、その構成員の経済状況を改善するためにつくられた、労働者のための組織。組合員たちは経営側と話し合うための代表者を選出する。

組織図:

機能、職務、コミュニケーションの道筋、行為の順番、組織における権限を示している図。 組織図は、生産物を得るための組織化のパターンを示している。

存在性:

存在の状態のこと、存在しているということ。 「存在性」とは、ある範疇(はんちゅう)のアイデンティティーを身に付けたり、選択したりすること。 存在性は、その人自身によって身に付けられたり、その人自身に与えられたり、獲得されたりするものである。 存在性の例としては、その人自身の名前、職業、身体的特徴、ゲームにおける役割であろう ― これらはそれぞれがみなその人の存在性と呼ぶことができるだろう。

連絡係:

個人間、ユニットや部署などの間の密接な連絡や協力を受け持つ人。