課題 >> 23. 「勉強の技術を適用する」 を読んでください。

勉強の技術を適用する

勉強の技術は、生徒が学校を離れた後も長年にわたってその人の役に立つ、教育への懸け橋です。

「聡明」な生徒と「愚鈍」な生徒の違い、吸収が非常に早い生徒と吸収が非常に遅い生徒の違いは、実際には、注意深い生徒と不注意な生徒との違いにすぎません。

注意深い生徒は、勉強の技術を適用します。 その人は、何かを学ぼうという意図を持って勉強します。 教材に取り組んでいる時に出てくるどのような勉強の障害も処理します。 段落を読んでいて、急に何について読んでいるのか全くわかっていないことに気付いたら、前に戻っていって、どこで混乱したかを見付けます。 その直前に理解していなかった単語があります。 その人が注意深い生徒であれば、それ以上読み続けることはしません。その単語が何であり、どういう意味かを知るまでは。

それが注意深い生徒です。その生徒の、その主題に対する聡明さは、彼がこの技術をどれだけ適用するかに懸かっています。 生まれつきの才能も、他のどのようなものも関係ありません。 そこに違いをもたらすのは、勉強という主題を使いこなすその人の能力なのです。

この冊子は、勉強の技術のほんの一部にすぎません。 それは広範囲にわたる主題です。 しかし、ここまでに読んできたものを知っていることで、あなたは今、どのようなものでも、よりうまく勉強し、他の人が同じようにするのを助ける手段を手にしているのです。