薬物に対する解決策

コースの用語解説

IU:

International Unit(国際単位)の略称。ビタミンやホルモンなどの効力の測定を国際的に統一して示す際に用いられる単位。

LSD:

結晶状の固形物質で強力な幻覚剤。幻覚や妄想型精神異常の状態を生み出す。 もともとは患者に一時的な精神障害を引き起こすために精神科医によって用いられた。1960年代に入って広範囲に乱用されるようになった。 少量の摂取による穏やかな作用には、周囲の環境から切り離されたような感覚、感情の起伏、空間や時間の感覚が変わることなどがある。 さらに多く摂取すると、視覚障害や幻覚が起こる。 大量に摂取すれば死に至ることもある。 LSDは「lysergic acid diethylamide(リセルグ酸ジエチルアミド)」の省略形。

(塩基性)炭酸マグネシウム:

土壌中に自然に見られる形態のマグネシウム。神経を穏やかにする作用があるため、薬剤として用いられる。 酸に溶けるが、水やアルコールには溶けない。 マグネシウム・アルバとも呼ばれる。(アルバとは白を意味するラテン語。)

アクノレッジ:

相手が言ったことや行為が、注目され、理解され、受け止められたということを知らせるために、言ったり行ったりすること。

アスコルビン酸:

ビタミンCの別名。柑橘類、トマト、生の玉ねぎ、生のジャガイモ、緑色野菜に含まれる水溶性のビタミン。 歯と歯ぐきの健康を促進し、ミネラルの吸収を助け、傷の治りを早め、風邪の予防や回復に役立つ。 ビタミンCは、血液中に入り込んだあらゆる異物に反応して作用し、身体の解毒を助け、薬物による毒性反応を防ぐ。

アデル・デイビス:

(1904–1974)有名なアメリカの栄養学者。診療所の内科医とともに働きながら患者の食事の献立を作ることでキャリアを始めた。その後個人の相談診療を始め、さまざまな病気に関して何千もの人々にアドバイスを与えた。 1958年以後、講演や執筆活動に専念し、『Let's Eat Right to Keep Fit(きちんと食べて健康維持)』、『Let's Cook It Right(正しいお料理)』、『Let's Have Healthy Children(元気な子供)』、『Let's Get Well(健康への道)』の4冊のベストセラーを出版した。

アヘン:

ケシ(大きな赤、オレンジ、白の花を咲かせる植物)の樹液からつくられる中毒性のある薬物。

アミノ酸:

身体による食物の分解と吸収にとって欠かせない基本的な有機化合物。「有機化合物」とは、炭素を含む化合物の総称。 人の身体は食物をアミノ酸に分解して、新しいたんぱく質を形成する。 ひとつのたんぱく質は、互いに連結した数個から数百のアミノ酸から成る。 アミノ酸は、細胞レベルで生成されるさまざまな物質(ホルモンなど)の原料となる。

アンフェタミン:

中枢神経系(脳と脊髄)に作用する強力な興奮剤。疲労感を減らすが、脈拍と血圧を高める。 アンフェタミンは、危険な副作用と中毒を引き起こすことがあるので、多くの国で医師の処方がなければその使用を禁止しているが、しばしば違法に摂取される。

エンジェル・ダスト:

幻覚剤の一種で、心理的な問題を起こすだけでなく、多くの場合身体への障害をも引き起こす薬物。 少量の摂取による穏やかな作用には、周囲の環境から切り離されたような感覚、感情の起伏、空間や時間の感覚が変わることなどがある。 さらに多く摂取すると、視覚障害や幻覚が起こる。 エンジェル・ダストという通称は、粉末状(ダスト)の薬物であることから来ている。 (化学名はフェンシクリジンで、略称PCP。)

オブジェクティブ・プロセス:

人が意識を自分自身から離し、その人の環境や、その中の人々や物に向けるのを手助けするプロセスの一種。 「オブジェクティブ」とは外にある物のことであり、個人の抱く考えや感覚のことではない。 「オブジェクティブ・プロセス」は、実在する物と観察できる物を扱う。 それらのプロセスでは、その人に自分自身の外にある何かを示したり見付けることを求める。 この用語解説にある「プロセス」も参照のこと。

カルシウム:

身体が健康な歯と骨を形成するために必要とするミネラル。 乳製品や緑色野菜など、さまざまな食物の中に含まれる。

クエン酸:

柑橘類などの果物の中にある無色の弱酸。 主に市販のレモン、ライム、パイナップルなどのジュースから得られる。

グルコン酸カルシウム:

カルシウム欠乏症を予防・改善するために、栄養補助剤として用いられるタイプのカルシウム。 (グルコン酸はブドウ糖から得られる物質で、果物、蜂蜜、血液の中に自然に生じる糖の一種。)

コカイン:

苦味のある結晶状の薬物で、コカの木の乾燥した葉から得られる。局部麻酔薬であり、強力で中毒性のある興奮剤である。 コカインには危険な副作用と中毒性があるため、多くの国で違法とされている。

コグニション:

人生に関する新たな認識のこと。 「これは驚いた。僕は・・・」と言うこと。人が突然、理解したり感じる何か。

コデイン:

アヘンからつくられる麻酔剤・鎮痛剤でモルヒネに似た薬物。痛みや咳を鎮めるために用いられる。 (アヘンはケシの樹液からつくられる中毒性のある薬物。)

サイエントロジー:

サイエントロジーは、知識の研究に取り組む実践的な宗教である。その技術の適用を通じて、サイエントロジーは人生の状態に望ましい変化をもたらすことができる。 その知識と技術の体系は、30年以上の歳月を費やしてL. ロン ハバードによってまとめられた。 サイエントロジー(Scientology)という用語は、ラテン語「scio(知るという言葉の持つ最も完全な意味において知ること)」とギリシャ語の「logos(~の研究)」に由来する。 また、サイエントロジーは魂をそれ自身、宇宙、他の生命との関わりにおいて研究し、取り扱うものと定義される。

セイタン:

その人自身のこと。その人の身体でも、名前でも、物質宇宙でも、心でも、他のどのようなものでもない。それは意識していることを意識しているもの、つまりアイデンティティーであり、その個人そのものである。 「セイタン」という用語は、以前の妥当でない概念とのいかなる混同も避けるためにつくられた。 「セイタン」は、ギリシャ文字の「シータ」から来た言葉で、ギリシャ人が「思考」恐らくは「精神」を表すのに使っていたこの文字に「n」を加えて名詞化したものである。これは、工学の分野で用語をつくり出すのに使われる近代的なやり方である。

ソマティック:

サイエントロジーで、身体上の感覚、病気、苦痛、不快感を表すのに用いられる言葉。 「ソマ」とは、ギリシャ語で「身体」を意味する。

ナイアシン:

ビタミンB複合体の一部で、穀物、卵、肝臓、野菜などの食物に含まれる。主に皮膚病を予防するために医療で用いられる。 ピュアリフィケーション・プログラムにおけるナイアシンの役割については、L. ロン ハバードの『クリアーな身体、クリアーな心』という本の中で、詳しく説明されている。

ナイアシンアミド:

ほてりや紅潮を起こさない形態のナイアシン。ナイアシンはビタミンB複合体の一部で、穀物、卵、肝臓、野菜などの食物に含まれる。主に皮膚病を予防するために医療で用いられる。

ニコチン酸:

ナイアシンの別名。ナイアシンはビタミンB複合体の一部で、穀物、卵、肝臓、野菜などの食物に含まれる。主に皮膚病を予防するために医療で用いられる。

ノボカイン:

医療と歯科で用いられる局所麻酔剤(痛み止め)の商標。

パントテン酸:

ビタミンB5。肉類、ロブスター、植物や動物の細胞組織、米、ふすま(小麦を粉にする時に出る皮のくず)などに含まれる酸。 細胞の成長に欠かせない化学反応の際に重要な役割を果たし、身体がアレルギーや感染に抵抗するのを助ける。

ビタミンA:

緑黄色野菜、動物性食品(卵黄、牛乳、魚の肝油)に含まれるビタミン。 ビタミンAは、骨の成長と皮膚表層の細胞の健康を助ける。

ビタミンB複合体: 酵母、穀類、木の実、卵、レバーなどに含まれるビタミンの集合体。 ビタミンB複合体は、ビタミンB1、B2、ナイアシン(ビタミンB3、B6、B12 などで構成され、炭水化物の分解を促進する働きがある。 B1: グリーンピース、豆類、卵黄、レバー、穀物の外皮などに含まれるビタミン。 炭水化物の吸収を助け、細胞の機能に必要なエネルギーが放出されるようにする。 炭水化物とは、炭素と水(酸素と水素)が化合して形成される栄養素のこと。でんぷん・糖質。 B6:

全粒粉、穀類、パン、レバー、ほうれん草、グリーンピース、バナナに含まれるビタミン。 体内の脂肪の代謝、赤血球の生成に重要な役割を果たす。 ビタミンB6 は神経系の正常な働きを助ける。

ビタミンC:

柑橘類、トマト、生の玉ねぎやジャガイモ、緑色野菜に含まれる水溶性のビタミン。 歯と歯ぐきの健康を促進し、ミネラルの吸収を助け、傷の治りを早め、風邪の予防や回復に役立つ。 ビタミンCは、血液中に入り込んだあらゆる異物に反応して作用し、身体の解毒を助け、薬物による毒性反応を防ぐ。

ビタミンD:

卵の黄身や肝臓などの食物に含まれるビタミンで、日光を浴びることで人間の皮膚でもつくられる。 ビタミンDは、骨と歯の健康と成長、カルシウムの代謝、神経の健康と心拍の調整にとって重要なビタミンである。

ビタミンE:

植物油、バター、卵、穀物、緑色野菜に自然に含まれるビタミン。 酸素が老廃物と結合して有毒な化合物を生成するのを防ぎ、赤血球の健康にとって重要なビタミン。

ピュアリフィケーション・ランダウン:

運動、サウナでの発汗、栄養の摂取および規則正しい個人スケジュールからなるプログラム。 薬物、殺虫剤、食物の防腐剤などといったような蓄積された不純物をすべて排出し、組織を浄化する。それらの不純物の存在とその再刺激的な悪影響は、サイエントロジーのプロセシングによってその人が精神的に自由になるのを妨げたり遅らせたりすることがある。

プロセシング:

サイエントロジー独自の、特別な形式による個人カウンセリング。個人が自分の存在を見つめるのを助け、自分が何者であり、どこにいるのかに直面する能力を向上させる。 プロセシングは、正確な手順による緻密で、徹底的に成文化された活動である。

プロセス:-->

望ましい結果を得るために使われる、正確な一連の指示、あるいは順番に行われる行為のこと。

ヘロイン:

モルヒネから抽出される白色で結晶状の粉末麻薬。以前は鎮痛剤や鎮静剤として用いられた薬物。強力かつ中毒性のある薬物として違法に使用され、痛みの感覚の減少、呼吸抑制、憂うつ感を引き起こす。 禁断症状には、手足にけいれんを伴う痛み、発汗、不安、悪寒、筋肉や骨の激痛、発熱などがある。 過剰に摂取すると死に至ることもある。

ペヨーテ:

メキシコとアメリカ合衆国南西部の小さなサボテンから取られる薬物。 ペヨーテは知覚を変え、幻覚(心の外側に存在しないものの知覚経験)をつくり出す。

マグネシウム・アルバ:

土壌中に自然に見られる形態のマグネシウム。神経を穏やかにする作用があるため、薬剤として用いられる。 酸に溶けるが、水やアルコールには溶けない。 「アルバ」は「白」を意味するラテン語。 炭酸マグネシウム、または塩基性炭酸マグネシウムとも呼ばれる。

マグネシウム:

緑色野菜、ナッツ類、豆類などに含まれるミネラル。 マグネシウムは神経や筋肉(特に心臓の筋肉)の正常な働きを保ち、体内での脂肪の代謝を助け、正常な睡眠を促す。

マリファナ:

麻の木の乾燥した葉と花からつくられる薬物。 タバコの形で麻薬、幻覚剤として用いられる。 陶酔作用(身体と心の制御を減少させる)があり、知覚のゆがみをもたらす。 マリファナは1960年代から1970年代に米国で広範に使われるようになり、アルコールに次いで乱用される薬物となった。

モルヒネ:

強い痛みを緩和するために薬として用いられる、中毒性のある強力な薬物。 痛みをマヒさせる作用があるため、周囲で起きていることに全く関心がないという感覚を生じさせることがある。 モルヒネに伴う他の副作用には、吐き気や嘔吐、便秘などがある。 違法に販売・使用されており、過剰に摂取すれば死に至ることもある。

ランダウン:

人の人生における特定の局面や困難を解決するためにつくられた、一連のステップ。それには知られている最終的な結果がある。

解毒:

身体から毒素や毒物の作用を取り除くこと。

技術:

「技術」とは、科学や技能そのものに関する単なる知識をいうのではなく、技能や科学を適用する方法を意味する。 サイエントロジーにおいて「技術」という場合は、心の働きを高め、精神の潜在性を回復させるためにL. ロン ハバードが発展させた、サイエントロジーの原理を適用する手順や方法のことをさす。

元素:

化学的手段ではそれ以上分解できない、単独の化学物質のこと。

現時点:

今現在の時間のことで、観察されるとほぼ同時に過去になっていく時間。 この用語は、今現在ある環境をおおまかにさして用いる。

現実性:

そのように見えるもの。 現実性は基本的には同意のことである。人々が到達する同意の程度である。 私たちが現実であると同意するものは現実である。

現象:

知覚され、観察される物事の表れ。何らかの感覚によって、あるいは心によって認識される出来事あるいは変化。主に事実や実際の出来事をさし、その原因を観察したり、それについての科学的な説明が述べられている場合に用いる。

抗うつ剤:

いわゆる「うつ病」の治療のために処方される薬物の総称。「うつ病」は、暗い気分や無気力な状態を「病気」であるとして付けられた名称。食欲の減退や疲労感までもがその症状であるとされる。 抗うつ剤は人の感情をマヒさせ、しばしば激しい興奮状態をもたらす。 副作用は、めまい、失神、重い頭痛、血圧の上昇、睡眠障害、性機能障害など数多くあるが、それに加えて殺人・自殺衝動を招き、実際にそうした行動を誘発する場合がある。

根絶する:

決して再発することや元に戻ることがないように、何かを完全に取り除くこと。

催眠剤:

眠りや無意識状態を引き起こすのに使用される薬物。

再刺激:

不快な体験についての過去の心の記憶が、その過去の状況と似ている現時点の状況によって、現時点で再活性化されること。

殺虫剤:

害虫を駆除する化学物質。

残留物:

何かを使用した後に残されたその一部。残り物。

時間の軌跡:

ある人の蓄積した、心の映像すべての記録。 この用語解説の「心の映像」も参照のこと。

主観的:

何かが個人の内面から生じている、または厳密に個人に属している様子をさす(「主観的現実性」とは、その人自身にとっての現実性のこと)。

所有性:

持っている、所有しているという感覚のこと。届くことができる、あるいは届くことを妨げられない、という概念として説明することもできる。

心の映像:

三次元のカラーの映像で、音、におい、その他すべての知覚を伴い、さらにその人が下した結論や推論も含んでいる。 これらは、過去のある時点におけるその人の知覚を心的に複写したものである。ただし無意識であったり、意識が低下している場合には、それらはその人の意識より下に存在する。

水酸化アルミニウム:

過剰な胃酸を中和する、あるいは減らすために用いられる、きめの粗い白い粉末。

精神錯乱:

アルコールや特定の薬物の過剰な、あるいは長期にわたる摂取によって引き起こされる精神状態で、幻覚、錯乱状態、不安、発汗、激しい震えといった症状で特徴付けられる。

足枷(かせ):

「枷」とは、捕虜や囚人の手首や足首を固定する金属の輪のこと。ここでは、行動の自由や物事を進める順序、思考などを抑制するものという意味で比喩的に用いられている。

体系的手順:

特定の結果に至るための特定のシステム、プログラム、計画、行動計画のこと。 ここでは、健康維持や健康回復を目的とする、食事や運動、生活習慣などに関する規則を定めた体系のことをいう。

徴候:

プロセスの最中に生じる状態や状況のことで、プロセスがうまく行っているかどうかを示すもの。 例えば、プロセシングを受けている人がより明るく見えていたり、より陽気に見えているとしたら、それは良い徴候であろう。 この用語解説にある「プロセス」も参照のこと。

鎮静剤:

さまざまな感情の状態を制御する際に、鎮静作用をもたらす目的で投与される薬物の総称。

天啓:

文字通りには天の導き、神の教え、啓示を意味する。ここでは、かつては知られていなかった、あるいは認識されていなかった重大なことが明らかになるという意味で用いられている。

妄想的:

根拠のない確信のことで、物事を現実とは違う形でとらえる知覚。

薬物ランダウン:

過去の薬物摂取と結びついている心の映像を扱う一連のプロセス。 薬物ランダウンの成果は、薬物、アルコール、医薬品の有害な影響から自由になることであり、そうしたものを取らなければならない必要性からの自由である。

痙攣(けいれん):

筋肉が病的に収縮して激しく痛むこと。ひきつけ。